舅姑の相続税対策

舅姑は相続税対策を考え始めました。住んでいる家を2世帯住宅に建て替え、一緒に住んで「対策」としたいようです。
 夫の実家は豪邸ではありません。土地も広くありません。どう頑張っても、私たちのスペースは、今住んでいる家より狭くなります。「2世帯住宅」と言っていますが、計画の話を聞くと、玄関は別だけど、中身はどちらの世帯も関係なく自由に移動できる完全同居です。
「そっちには小さなキッチンをつけてやる。」
「小さな風呂もつけてやる。大きい風呂はこっち(親世帯側)にあるから、こっちを使えばいい。」
「夕食は一緒に食べたら良いだろう。」
「話をしたいときに一度外に出るのは面倒だから、中でいつでも行けるようにしよう。」
「同居だと嫌だろうから、間にカーテンでもつけておけば良いよな。これでプライバシーは完璧だ。」
これではプライバシーも何もない完全同居です。こんな恐ろしい計画を「どうだ!」と誇らしげに語っていました。
 これって相続税対策と言う名の「完全同居」への話としか思えません。
 建て替えのためのローンを舅と一緒に背負い、買い物も通勤も通学も不便になり、生活スペースが狭くなり、舅姑と同居して、いったいいくらの節約になるのでしょう。
 夫が相続するための税金の節約なら、夫だけが「介護」と言うことで実家で生活をすればいいのではないでしょうか。
 この計画が夢物語で終わることを願っています。